6時に起きたが、プラハの冬はまだ暗い。バスタブはなくシャワーだけを浴びるが浴室は暖房があるため暖かく、寒がりで必ず湯船に入らないと満足できない私でも寒くはなかった。さすが寒い国だけあって、暖房はしっかりしている。
7時にはロビーへ朝食を食べに行った。

朝食はビュッフェ形式で、安いホテルの割には思ったよりも豪華な感じの食事だった。ハムやソーセージ、チーズ、パンも種類がたくさんあり迷うほど。ヨーグルトやフレークも何種類かあり、フルーツもあった。おいしくてつい食べ過ぎてしまい、朝からかなりお腹一杯になってしまった。これから現地のおいしいものをたくさん食べなければならないのに、とちょっと反省。
8時20分にホテルを出る。去年11月にプラハに来たときはとても寒く、ジーパンの足に寒さが突き刺さってくるような感じで、厚手のタイツをはいてくるべきだったと後悔した。でも今年はそれほど寒さを感じない。プラハもやっぱり温暖化で暖かくなってきてるのかな、なんて話しながら歩きはじめる。
トラム(路面電車)の線路に沿って歩きプラハ本駅の前の公園を抜け、とりあえず国立博物館へ向かった。この国立博物館は、ヴァーツラフ広場という有名な広場に面しているチェコ最大の総合博物館なのだ。なんとここの「大階段の間」は、トム・クルーズの“ミッション・インポッシブル”の映画のパーティ会場で使われたところだという。
プラハは古い町並みや建物が残っているため、けっこう映画の撮影に使われている。あの有名な映画“アマデウス”もプラハの劇場や町並みがけっこう使われているとのこと。プラハに行ったことがある今、また新たにあの映画を見てみたい。知っている風景が出てきて、また違った楽しみ方ができるかもしれない。
ヴァーツラフ広場と国立博物館前は去年の旅行で来たときに何度も通ったところなので、とりあえずそこを目指してみた。
その途中、去年は近くまで行っていたのに気づかなかった国立歌劇場もみられた。この国立歌劇場は、1887年にドイツ人のために建設された劇場である。ヴルタヴァ河畔にチェコ人のための国民劇場が建設されたのをみて、ドイツ人たちも自分たちの劇場が欲しくなり造ったのだという。
現在は、プラハで唯一のオペラ専門劇場であり、本格的なオペラは全てここで上演されている。
ちなみに、ここの歌劇団が来日して公演するときは何万円もするS席が、ここで見るならたった3千円(!)程度で見ることができる。しかも、日本のホールなどに比べてかなり豪華な内部なのである。いつかここに正装してオペラを見にこよう!と心の中で誓い、今回はここをあとにした。
国立博物館の前にはヴァーツラフ広場が広がる。そこからまっすぐ歩き、そのまま旧市街広場に向かう。去年何度も通った道。頭の中に地図がはっきり残っていて、地図を見なくても歩ける自分がうれしい。ちょっとプラハ通になった気分である。
有名な天文時計がある旧市街広場はプラハのメイン観光地だが、朝早いためか珍しく人はまだ少ない。とりあえず旧市街広場をあとにして、そこからカレル通りを歩いてカレル橋へ向かった。カレル通りは旧市街広場からカレル橋を結ぶ通りなのだが、中世の町並みを残す旧市街を横切っているだけあり、とても素敵な通りなのだ。古い建物に囲まれた細い道で、しかも色々な道が入り組んでいて迷路のよう。古い町ならではの味のある通りなのだ。
普段なら通りには沢山のお土産屋が並んでいて観光客で賑やかなのだが、朝早いためお店もまだ開いていなく、観光客もほとんどいないため、静かでいつもとは違うカレル通りを味わえた。
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音楽とビールのプラハ