お店を出たあと、細い通りにある教会の前を通ったら今夜のコンサートのチラシを配っていた。

内容がオルガンとバイオリンと声楽だったので興味を示したら、売り子のお姉さんが学生料金でいいと、400コルナを300(1200円)コルナにまけてくれた。しかも私がトイレに行きたいというと、特別に教会のトイレまで貸してくれた親切なお姉さんだった。お姉さんはベラルーシから来たのだという。
その教会はSt.Gilesという名前で、普段は使われていないのかとても暗かった。でも内部の造りは豪華でとても素晴らしいものだった。
プラハではこのように、毎日色々な教会やホールでミニコンサートが沢山行なわれている。大体2000円程度のものが多く、あちこちで配られているチラシをみて、好きなものに気軽に行けるのだ。しかも、コンサートが行なわれている建物自体が歴史的価値のある教会や宮殿であったりして、そんなところで音楽が聴けるなんてそれだけでもありがたい気分になる。
去年は聖ミクラーシュ教会という18世紀に建てられた教会と、クラム・ガラス宮殿というやはり18世紀に造られた宮殿で行なわれたコンサートに行ってみた。どちらも建物自体が素晴らしく、その中で素晴らしい音楽が聞けたことは私にとって幸せな経験となった。私はもともと音楽が大好きなので、この気軽にコンサートに行けるところがプラハを気に入った理由の一つでもあり、ますますクラシック音楽が好きにもなった。日本人の留学生もけっこう多いらしく、去年行ったコンサートでは日本人と思われる人も何人か演奏者の中に混ざっていた。まさに音楽の都プラハ。
コンサートは1時間くらいで終わった。時期がクリスマスシーズンだったため、クリスマスの音楽ばかりで、一足早い、しかもプラハでのクリスマスを味わえて得をした気分になった。
帰りにヴァーツラフ広場にたくさんあるスタンドの一つで、ホットドッグを買って食べた。街角に沢山あるスタンドでは、ホットドッグやハンバーガー、色々な種類のサンドイッチ、ソーセージを焼いたもの、ホットワインや飲み物などが売られていて、地元の人たちも食べているのをけっこうよく見かける。
食べ物は写真入りで売っているのでわかりやすいしいかにもおいしそうである。ついスタンドの前を通ると何か食べたくなってしまうのだ。ホットドッグは30コルナ(120円)で日本のものよりかなりボリュームもあり、すごくおいしいものであった。
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音楽とビールのプラハ