プラハを訪れた人ならば、おそらく一度は目にしているであろう天文時計。この時計は諸説あるが、15世紀頃にプラハの天文学者でカレル大学の数学教授であったハヌシュ氏により製作されたといわれている。
この時計はあまりに完成度が高かったため、他の都市からも製作依頼がくるようになったが、それを妬んだ何者かからハヌシュ氏は目を潰されてしまったとか。その後、この天文時計はハヌシュ氏の死とともにその動きを止めてしまったといわれている。ちなみに現在では、1948年に取り付けられた電動装置で動いている。
この天文時計は午前9:00から午後9:00まで、一時間ごとにからくり時計が動くようになっている。上部の時計は、地球を中心にしてまわりを星が回る「天動説」に基づいて作られており、下部に取り付けられた時計は、旧市街の紋章を軸に十二の星座が散りばめられているらしい。
からくり時計が動く時間は人が多くなってしまうため、人形までしっかり見たい人は少し早い時間から前の方で待っていた方が良い。最後に鳴る「きーッ」という少し間の抜けた音が、重厚な天文時計と不釣合いで少し笑えた。
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